ごぼうは食物繊維が豊富で、健康に良さそうなイメージがありますよね?しかし、健康効果だけではなく、ダイエットにも向いている食材なんです。今回はごぼうの魅力とダイエット効果についてたっぷりご紹介します。
目次
ごぼうには脂肪の吸収を抑え、つきにくくする成分がたっぷり
ごぼうにはサポニンという成分が含まれ、脂肪の吸収や生成を抑えます。最近、糖質制限ダイエットが話題になっていますが、ごぼうは糖質制限ダイエットにもおすすめの食材です。
糖質は体内に入るとインシュリンを分泌し、糖質が脂肪に変わるため、体に入る糖質を制限しようという仕組みでが、ごぼうに含まれるイヌリンという成分はインシュリンを抑える働きがあるのです。
この仕組みから体に脂肪がつきにくいと言われています。また、食物繊維の一種であるヘミセルロースは、腸の中で水分を含んで留まるため、脂肪をキャッチしてくれます。
このことから脂肪の吸収を抑えると言われています。このようにごぼうにはサポニン、イヌリン、ヘミセルロースの成分により脂肪の吸収や生成を抑えたり、つきにくくする成分が含まれています。
むくみやアンチエイジングにも効果的
ごぼうにはたっぷりのカリウムが含まれているので、食べることによって体内のナトリウム濃度を下げてくれます。むくみが気になる方にはオススメです。
また、ポリフェノールがたっぷりと含まれているので、活性酸素を減らす効果も。老化を加速させる活性酸素をセーブする働きがあるので、アンチエイジングにも効果的です。
低カロリーで満腹効果大
根菜は糖分が多く、高カロリーなイメージがありますが、ごぼうは1本100キロカロリー程度と低カロリーの食材です。先ほどもご紹介したとおり、食べると腸の中で食物繊維が膨れるので、満腹感もあります。
ごぼう独自の風味を単体で調理するとつい味付けが濃いものになってしまうので、いつもの食事に加えたり、トッピングすると良いでしょう。ごぼうはスープ、サラダにも良く合い、食事の付け合わせにも最適です。
また、ハンバーグや肉団子を作るときもみじん切りをして加えると、かさ増しにもなりますよ。
ごぼう茶もオススメ!
お料理が苦手な人やごぼう料理に飽きてきたら、ごぼう茶もオススメです。ごぼうの成分を効率的に摂れ、手軽にいつでも飲むことができます。最近では様々なメーカーから販売され、ティーバックタイプのものも数多く出回っています。
オフィスでも手軽に飲めるので、試してみたいですね。また、手作りするのも難しくありません。ごぼう料理に使ったものが余ったら、自作のごぼう茶を作ってみるのも良いでしょう。
ごぼう茶の作り方
1.ごぼうをキレイに洗い、皮ごとささがきにする
2.天日干しして乾燥させる(電子レンジで乾燥するまで軽くチンしてもよい)
3.天日干ししたごぼうをフライパンで10分程度乾煎りする
4.急須に乾煎りしたごぼうを入れ、お湯を注いで色が出たら飲む
食物繊維たっぷりのごぼう茶は便秘に効果的です。ただし、多く摂り過ぎるとお腹が緩くなることもあります。ごぼう茶を飲むときは1日1杯から始め、お腹の様子を見ながら徐々に飲む回数を増やしていくと良いでしょう。
飲む時間や飲む量は特に決まっていませんので、自分好みの濃さや調子の良い回数を探りながら量を増やしていくと良いですね。
ダイエット期間中はごぼうを積極的に摂ろう
ごぼうは脂肪の吸収や生成を抑え、たっぷりの食物繊維やアンチエイジング効果があり、ダイエット中にこそ摂りたい食材のひとつです。いつもの料理に加えたり、いつものお茶をごぼう茶に置き換えるだけで十分な効果を発揮してくれますよ。
油物や甘いものが止められない人には特にオススメです。今日から生活のなかにごぼうを取り入れてみませんか?